Adherence to CDC Antimicrobial Stewardship Core Elements and Barriers to stewardship practices among Healthcare Workers at a Tertiary Care Hospital Uttarakhand, India
インドのウッタラカンド州にある tertiary care 病院における医療従事者 355 人を対象とした調査により、CDC の抗菌薬適正使用チェックリストへの遵守度は中程度(52.3%)であり、供給不足や人材不足、トレーニング欠如などの構造的・資源的障壁が実施を阻害していることが明らかになりました。
原著者:K, K., K, M., Kumari, K., Meena, K., Pilania, M., Kashyap, M., Mahala, K., Bhakar, M., Kataria, N., Singh, V., Panda, P. K., Sharma, M.
論文要約:インド・ウッタラカンド州の tertiary care 病院における医療従事者の CDC 抗菌薬適正使用(ASP)コア要素への遵守状況と障壁
1. 研究の背景と課題(Problem)
抗菌薬耐性(AMR)は、不適切な抗菌薬使用に起因する世界的な健康危機である。抗菌薬適正使用プログラム(ASP)は、抗菌薬の最適化、患者転帰の改善、耐性菌の発生抑制に不可欠である。米国疾病予防管理センター(CDC)は、病院における ASP 実施のための「コア要素(Core Elements)」を策定している。 しかし、資源が限られた環境、特にインドのような国々では、これらの標準化された実践への遵守状況や、現場の医療従事者が直面する障壁に関するエビデンスが不足している。本研究は、ウッタラカンド州の tertiary care 病院(高度医療機関)において、CDC の ASP チェックリストへの遵守度を評価し、医療従事者が直面する障壁を特定することを目的とした。
2. 研究方法(Methodology)
研究デザイン: 量的調査、横断的記述研究。
対象者: インド・ウッタラカンド州の tertiary care 教育病院に勤務する医療従事者 355 名(看護師、医師、レジデント等)。
サンプリング: 便利抽出法(Convenience sampling)。
データ収集ツール:
社会人口統計学質問票。
CDC 抗菌薬適正使用チェックリスト(7 つのドメイン)。
ASP 実践の障壁を評価するための自己作成質問票(14 項目、再検査信頼性 r=0.78)。
実施期間: 2024 年 10 月〜2025 年 2 月。
統計解析: SPSS version 23.0 を使用。記述統計に加え、カイ二乗検定、マン - ウィトニー U 検定、クラスカル・ウォリス検定、スピアマンの順位相関を用いて変数間の関連性を検証(有意水準 p ≤ 0.05)。