Forcing with random variables in bounded arithmetics and set theory

この論文は、Krajicek によって開発された有界算術における確率変数を用いた強制法を集合論的強制法の観点から分析し、非標準モデルにおけるその構造が $2^{\omega_1}$ 上の確率代数に同型であることを示すとともに、その強制法がモデルに「ランダムな整数」を追加する際の性質や、Atserias と Müller の公理的アプローチとの比較について論じている。

Radek HonzikThu, 12 Ma🔢 math

A Topological Rewriting of Tarski's Mereogeometry

この論文は、依存型理論と Coq 証明支援系を用いてタルスキの幾何学を形式化する既存のライブラリ「lambda-MM」を拡張し、単なる部分集合論的枠組みからハウスドルフ空間を含む完全な位相空間を導出することで、タルスキの幾何学をその部分空間として再定式化し、理論の表現力を高めたものである。

Patrick Barlatier, Richard DapoignyMon, 09 Ma💻 cs

mm-Rigidity and Finite-One Degrees Inside Typical Many-One Degrees

本論文は、mm-剛性(mm-rigidity)の概念を用いて、典型的な多対一次数(many-one degrees)が有限一次数(finite-one degrees)の構造において、最小の有限一次数を含むこと、互いに比較不可能な無限個の有限一次数を含むこと、および単一の有限一次数内で厳密な昇鎖を形成する一次数列を構成することを示し、Richter、Stephan、Zhang によって提起された未解決問題に対する部分的解答を提供するものである。

Patrizio CintioliMon, 09 Ma🔢 math

Homogeneity of the Lévy collapse from the perspective of Fraïssé theory

強可達基数 λ\lambda に対して、サイズが λ\lambda 未満のブール代数と正則埋め込みからなるクラスがフラッセ類であることを示し、その極限の完備化がレヴィ・コラプスと一致すること、および密度 κ\kappa のコラプス代数が密度 λ\lambda 未満の正則部分代数の κ\kappa-鎖の和集合にならないことを証明する。

Ziemowit KostanaMon, 09 Ma🔢 math

The magmatic universe revisited: we define ordered pairs, relations, numbers and a special form of Separation

この論文は、Tz24 で導入された「magmatic universe」において順序対や関数などの基本集合論的対象の定義が困難であることを示しつつ、特定の「magmatic formulas」に制限された分離公理(Magmatic Separation Scheme)が成立し、一方で置換公理は機能しないことを証明するものである。

Athanassios TzouvarasFri, 13 Ma🔢 math

The *-variation of the Banach-Mazur game and forcing axioms

この論文では、Banach-Mazur ゲームの第一プレイヤーが各手番で単一の条件ではなく可算集合を選ぶという変形を用いて (ω1+1\omega_1+1)-戦略的閉性を強化する新しい順序集合の性質を導入し、その性質を持つ順序集合による強制法で PFA が保存されることを示すとともに、Magidor の定理の再証明や、以前の研究で導入した (ω1+1\omega_1+1)-操作閉性との違いを MA+(ω1^+(\omega_1-閉) の保存・破損を通じて論じている。

Yasuo Yoshinobu2026-03-06🔢 math